トピックス
記号
いま、事務所の机の上、私の左の手元に弁理士徽章(本章)が置いてあります。今年1年間(2015年4月~2016年3月)は、この弁理士徽章を本当によく使いました。弁理士会東海支部の副支部長を務めたためです。弁理士登録して17年経ちましたが、おそらく、それまでの16年間で使用した回数の数倍の回数、弁理士徽章をつけました。 弁理士徽章をつけるときは当然、スーツにネクタイです。朝、鏡に向かってネクタイを締めるとき、毎回、「本当にこれは、衣服の機能という点では、何の意味もないな...投稿日:2016年03月29日
弁理士と日本語
私は今、弁理士だが、私の家族や親類には、いわゆる理数系の人は一人もいない。父は営業、兄は銀行員、いとこは乾物商だったり、甥は弁護士や保険会社に勤めていたり。みな、設計とか開発とか工場とか、そういう部門とは全く無縁だ。私の亡父は、印刷会社に勤めていたが、難しい言葉を知っていただけでなく、使い方も本当によく知っており、受注した本を趣味で校正している営業マンだった。私の兄は、銀行員だったけれど、中国語に堪能で、日本語教師の資格を早くに取り、定年後に中国で日本語講師をしたこともあった。元々、大の語学好...投稿日:2016年03月22日
ペット(その1)
私が犬を飼うようになったのは小学校4年生の時、以来、40年近く犬の居ない生活を経験したことがない。我が家では、ペットという表現を、おそらく一度も使ったことがない。 最初に我が家の仲間入りしたのは雄の柴犬、大五郎。当時、高蔵寺ニュータウンに住んでおり、周りは未だ空き地が点在していた。今となっては余り耳にしない、あるいは、遭遇したことのないであろう野犬がそれほど珍しくなかった。子犬と散歩する小学4年生には、それは怖い存在であった。 大五郎はとても賢く、父には従順であったが、私や妹に対しては...投稿日:2016年03月15日
頭痛の種
今年で小学5年生になる子どもの成績が最近、頭痛の種になっている。 私自身、テストの点数を取ることについてはまぁまぁ良い方だっただけに、一体どうしたものかと考えあぐねている。 たまにうちに遊びに来る息子の友達は、毎日塾の宿題に忙しく、学校の宿題は朝早く起きてこなしているらしい。 さすがに、そこまで望んでいるわけではないが、はたして息子は危機感を感じているのかどうか・・・ 職場で怒ることは滅多にないのだが、我が子の勉強のこととなると、ついつい大きな声で怒ってしまう自分が情けない。 幸いなこ...投稿日:2016年03月08日
パートナー制
我々の事務所は当初からパートナー制を採用している。1990年の創立当時は日本国内ではパートナー制の特許事務所はまだ少なく、弁理士法が改正されて法人化できるようになったのも設立から10年後のことである。パートナー制の良いところはいろいろあるが、世代を越えて引き継いでゆきやすいところが最も大きな利点だと思う。創立時のパートナーがくたびれてきたら、次の世代のパートナーに運営を任せ、その後も次々と若い人に引き継ぎながら運営を続けてゆける。 ある程度年をとったらパートナーを退いて、水戸黄門的な立場で...投稿日:2016年03月01日