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知的財産権の外縁
日本弁理士会東海支部における2年間の活動を通じて思い知らされたことは、事業性に応じた「知的財産権」を考えることであり、「意匠」や「商標」の潜在的な力が極めて大きいことである。そもそも、ブランドが確立されていない段階において、技術のみを遡求していっても、特許権取得後の出口である販売は軌道に乗りにくく、事業収益は向上しない。 産業の発展という視点からは、技術開発は極めて重要であるが、例えば、中小企業事業という立ち位置から見たとき、実は、意匠・商標の活用が極めて重要である。商取引では、信用やイメ...投稿日:2019年05月07日