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自転車

 長女がこの春に高校に進学し、電車通学を始めました。高校の最寄り駅から高校までが少し距離があるため、駅から高校まで自転車で通えるように自転車を新調しました。いわゆるママチャリと呼ばれる前にカゴが付いた普遍的な車体です。乗り降りはし易いし、シマノ製の6段ギアが付いているので、ある程度の上り坂なら立ちこぎせずに進めると思います。3年間無事に通学できることを祈るばかりです。
 
 「自転車」はとても「人」に近い存在の乗り物だと思います。それが故に、皆さん自転車との思い出はたくさんお持ちではないでしょうか?
 
 「自分が初めて自転車に補助輪無しで乗れた、あの瞬間のうれしさ」
 「変速機付きのカッコイイ自転車を買ってもらってうれしくなって、意味もなく遠出して、意味もなく変速ばかりしたあのとき」
 「雪の降り積もる中、寝坊したために、電車に乗り遅れないように慎重かつ猛スピードでコーナーに突っ込んだところで転倒して膝に大きな傷を負って結局、高校の期末試験の開始時間に間に合わなかったあのとき」
 「寝坊したために、いつも乗る駅の次の駅に向かったけれど、結局途中で電車に抜かされてしまい、(田舎なので)次の電車までかなり待つことになるため、それだったらと、結局10km程離れた高校まで自転車で行ったあのとき」
 「駐車場から猛スピードでバックで出てきた自動車にはねられて、救急車で運ばれて10針縫うケガを負い、2週間ほど入院し、病院食では満足できず、夜に近所のコンビニでカップラーメンを買って食べた高校生のあのとき」
 「健康のためにと、スポーツタイプの自転車を息子とともに購入して現在の自宅から事務所まで往復32kmを自転車で通勤したあのとき」
 「事務所に向かう途中、車道を走っていて、30cmほど横を市営バスが通り過ぎてとても怖い思いをしたあのとき」
 「仕事帰りに、時速20kmで走行中にマンホールの上の落ち葉の上を通った際に少し滑って、少し怖い思いをしたあのとき」
 「夏の夜、仕事帰りに『暑いなぁ』と思いながら上り坂を漕いでいて、ふとサイクルコンピューターで温度を確認したら30℃を超えており、『これサウナの中でバイクを漕いでいるのと同じだよな』と思ったあのとき」
 「子供が初めて自転車に補助輪無しで乗れた、あの瞬間のうれしさ」
 
 田舎で自家用車が無い家に育ち、自転車がメインの「足」であったこともあるのでしょうが、思い返してみると出るわ出るわ。こう文字に起こして改めて確認すると、事故がらみのほろ苦い思い出が多いですね。「細心の注意を払うべし、あと寝坊しないように」を娘に言い聞かせる予定です。皆様もどうかお気を付けてください。
 
 さて、上述の「往復32kmの自転車通勤」をしていた頃、台湾の某巨大自転車メーカーのクロスバイクに乗っていました。今でも自宅にありますが、チェーンは錆付き、変速機もおかしな挙動をするため、現在ではほぼ使用していません。その自転車メーカーの社長さん(会長さん?)は、80歳で会社までの片道40kmを自転車で通勤しているとの記事を、雑誌かネットで見かけたことを思い出しました。
 道路が整備されている、めちゃくちゃ軽いハイテク車体に乗っている等、運転しやすい環境が整っているのでしょうが、それにしてもタフですね。私もまだまだ若いですが、いきなり自転車通勤復活はハードと思いますので、まずは、車体を整備してポタリングでもしようかと目論んでいます。[ S.K ]

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投稿日:2021年04月27日