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米国出張
今月前半、Ｙｏ．Ｉさんに同行して米国出張に行ってきました。前半はシカゴに宿泊してデトロイト北郊の事務所を訪ね、後半はシリコンバレーの企業や現地事務所を訪問するという旅程でした。Ｙｏ．Ｉさんのエントリにも書いてありましたが、米国特許法１０１条による特許業界に対する影響がいかに大きいかということを肌で感じました。
それはさておき、今回、一つ失敗したことがありますので紹介します。
前回の米国出張では、スマホの通信環境を整えるため、Ｗｉｆｉルータをレンタルして渡米しました。それはそれでよかったのですが、レンタル費用が高かったり、肝心なときにルータがスリープしてうまく動かなかったり、ということがあったので、今回は、入念に下調べをし、米国で使用できるｓｉｍカードを事前に手に入れ、アクティベーションも日本で行い、米国での電話番号も事前に割り当てられた上で、渡米しました。
ところが、いざ、ホテルに着いて、そのｓｉｍカードを日本で使っていたｓｉｍカードと入れ替えても、「サポートされている通信事業者のＳＩＭカードを挿入してください」と虚しくエラーが表示されるだけで、使える気配がまったくありません。カードを挿入するタイミングを変えたり、日本での設定を消去したり、２～３時間、試行錯誤してみましたがお手上げです。
そこで、ｓｉｍカード業者のサポートに連絡してみると、どうやら私のスマホにｓｉｍロックがかかっているということがわかりました。
自分のスマホは３大キャリアで購入したわけではなく、ＭＶＮＯ業者から購入したものだからｓｉｍフリーのはず、というのが私の思い込みでした。
ＭＶＮＯ業者から購入した私のｉＰｈｏｎｅには、３大キャリアと同様に、しっかりｓｉｍロックがかかっていたのでした。
ここであきらめては、あれほど入念に下調べした時間（と費用）が無駄になってしまいます。
そこで、日本にいる家族に連絡して、ＭＶＮＯ業者に電話してもらいましたが、そのＭＶＮＯ業者は、本人からの電話がないと手続きが行えない、とのことでした。
まぁ、それはそれで仕方がないので、ネット経由の格安電話や国際電話を試みるも、どう頑張っても、プッシュ信号がそのＭＶＮＯ業者には伝わらないようで、自動応答システムのメニューをうまく選択することができず、オペレータの呼び出しができません。
これは詰んだな・・・。と思いましたが、ＭＶＮＯ業者のサポートに事情をメールしたところ、なんとか、メール上のやりとりだけで、ｓｉｍロック解除の手続きを行ってもらえることになりました。
結局、渡米からｓｉｍ開通まで、土日を挟んで６日間かかってしまいましたが、残り３日間は、無事にスマホを使うことができました。諦めなければなんとかなるものですね。
ただ、ホテルや空港など至る所で無料のＷｉｆｉが使えるので、ｓｉｍカードが使えなくても、実質、影響がなかったというのは、ここだけの話です。[ Ｙｕ．Ｉ ]
投稿日:2019年10月29日
