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 先月、2匹の猫が家族に加わりました。保護された野良猫をボランティアの方経由で譲り受けたのです。オスとメスの兄弟で、離乳してカリカリした固形の餌を食べ始める頃、生後1か月位でうちに来ました。「兄弟」とのことですが、見た目も性格も全く違う2匹です。
 オスは、グレー単色の毛の色で、骨太のがっしりタイプ。一見「ロシアンブルーか?」と思うルックスのイケメン猫です。好奇心が警戒心に勝るタイプで、向こう見ずな猪突猛進系なやんちゃな性格です。人の都合で抱っこされたり触られたりするのが嫌で、でも、寂しくなると寄ってくる、まぁ、猫らしい猫です。娘に当初「魚(うお)ちゃん」と名付けられましたが、呼びづらい、呼んだときの反応が薄い、との家族からの苦情により他の名前に変更になりました。
 メスは、いわゆる「錆び猫」と呼ばれる種類の毛の色です。具体的には、黒や茶や赤が迷彩模様のように配置された感じの色合いで、人によって好き嫌いが分かれる毛の色のようです。黒目が大きく、人をまっすぐ見つめて「にゃー」と良くしゃべります。朝起きて目が合うと「にゃー」、帰宅して目が合うと「にゃー」、その他、何を言いたいのか分からないけれど「にゃー」。大変おしゃべりです。人の後を付いて歩き、うれしいと尻尾を振り、まるで犬のようです。スレンダーで小さくてびびりな性格ですが、兄(弟?)に対しては、果敢にプロレスを仕掛けていきます。
 
 我々夫婦ともに、小学生の頃(昭和50年代)に猫を飼っていた経験があります。あの頃は、ペットブームでもあり、犬、猫、インコ、ハムスターなど同級生のお宅でもほぼペットを飼っていた頃です。家の中だけで飼う(室内飼い)という文化もなく、飼っていた猫は、器用に玄関を開けて自由に出入りしていました。トイレは外でして、他のお宅でもごはんをもらう、死期が近づくとふらっと家を出て行き、家から離れた所でひっそりと独りで亡くなる、そんなオープンな(?)飼い方だったので、べったりお世話して飼ってあげているペット、というよりも、一緒に生活している(同居している)猫、気ままな生き方を尊重してあげたくなる家族、そんな感覚でした。(餌の世話は主に親がしてくれていたということもあるかとは思いますが)
 他方、現在は、室内飼いが基本のようです(野良猫として捕獲されてしまうおそれもありますしね)。常にそこに居る分、色々とお世話をして(主に妻ですが)あげており「Theペット様」的な感もあります。しかし、ねこじゃらしに必死に食らいついていく所や、兄弟同士の愛あるプロレスを見ていると、癒やされるので、これはこれで良いかもと思ったりします。
 
 子供達の情操教育の一環で、今まで何匹かの金魚、何匹かのハムスター、1匹の犬を飼ってきましたが、今回の猫たちも子供達にとって良いパートナーになってくれたら良いなと思っています。[ S.K ]

 

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投稿日:2021年07月20日