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ウルトラマラソン
先日、テレビ番組表を見ていると「サハラマラソン」と題した番組が目に付き、「？」と思いつつ見てしまった。７日間で２５０ｋｍ程度を走り抜くだけでも驚きであるが、何とサハラ砂漠がステージであった。日本人選手が総合１位で軽やかに走っており、しかも、各日のチェックポイント前では、おそらく普通の中学生よりも早いであろうダッシュを決めており、かなり衝撃を受けた。
砂漠を走るので、当然、日射病や熱射病によってダウンし、リタイヤする選手も少なくなく、熱さに弱い自分を当てはめると、ちょっと厳しいと感じたりもした。
そんなサハラマラソン、自分とは縁のない世界の人が走るマラソンだと思っていましたが、何と、友人の弁理士が参加すると聞いてビックリ。また、テレビ番組を見た数日後というタイミングで話しを聞き、タイミングの良さにもビックリ。
そんな彼は、決してスリムなマラソンランナーの体型ではないにもかかわらず、これまで事ある毎にマラソン大会に参加していた。しかし、サハラマラソンにまで行き着くとは思いもよらず、二度、聞き返してしまった。既に、１月に５００ｋｍ走っているらしく、体型もかなりスリムになりつつあった。
砂漠を走るので、やはり、砂が曲者で、入り込んだ砂が出て行くようシューズにも工夫が必要であることを聞かされた。
各ステージでは、概ね３０ｋｍ程度を走り、内１日は８０ｋｍ程度を走ることになるため、夜間に走る練習も必要とのこと。話しを聞いたその日の夜、彼は夜間走の練習会に参加すべく大阪に向かった。
毎日３０ｋｍ走るのはきついと話しを振ると、制限タイムが緩いので自分のペースで歩いても間に合うとの返事。しかし、２０ｋｍただただ歩くのもつらいと思いますが。
マラソンをしない人から見れば何故と思うのでしょうが、孤独と戦い、身一つで走り抜く快感がランナーを魅了するのかなと思いました。
大会は４月に開催されるので、精神的に一回りも二回りもタフになった彼との再会を楽しみにしています。[ Ｙｏ．Ｉ ]
投稿日:2017年03月14日
