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Eコマースと私
昔から書店が好きだった。学生時代、本屋があれば入り、本の背表紙を眺めて何時間も過ごすということも珍しくなかった。背表紙に呼ばれるようにして手に取り、生涯の愛読書になった本も多い。例えば加藤周一の「芸術論集」、例えば大江健三郎の「万延元年のフットボール」、例えば加藤典洋の「戦後後論」などなど。しかしいつの頃からか、町の書店から足が遠のいた。Amazonなどで本を買うことがあまりに便利になり、その結果として書店が街角から姿を消したからだ。 Amazonは自分の買い物の履歴が残る。調べて見ると、...投稿日:2025年01月14日