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HVーディーゼル
以前から興味があったものの、機会のなかったハイブリッド車とディーゼル車の長距離走行の比較を、娘の東京への転職を機に行うことができた。
ハイブリッド車は、我が家の1500ccハイブリッド(マイカー)、ディーゼル車は、懇意にしている方に、長距離試乗をお願いして貸し出してもらった2000ccディーゼル(デモカー)である。元々、高速道の走行が大半を占める長距離移動には、燃費や運転のしやすさから、ディーゼル車に分があると漠然と感じていたのでいざ検証。
先ずはマイカーで、東京往復。往路の途中までは、我が家のビギナードライバーである娘が運転し、残りを私が担当。今回走行する新東名の半分程度?は120km/h制限である。おそらく、100km/hの高速走行を念頭に置いているハイブリッド車の燃費はほぼ、1600ccガソリン車と同等の燃費と予想していたら、まさにその通りであった。街乗り燃費の良い車両であり、タンク容量も比較的小さめである結果、復路で1度給油しなければならなかった。また、回生で得た電力によるブーストは感じられるものの、永遠には続かず、1500ccなりのトルクで走行する時間が多く、加速時はそれなりにアクセル開度が大きくなった。
2週間後、同一ルートをデモカーで。過給器付き2000ccのディーゼル車のため、4000ccガソリン車と同等のトルクを低回転から得られるため、長く続く上り坂や、加速が必要な場面でも、アクセルを少し踏み増すだけで悠々とした走行感。結果として、トルクの変動が少なく、途中、運転した妻は、疲れにくい=運転しやすいとのこと。燃費も、SUVで走行抵抗高めであるにも関わらず、マイカーよりも少し良く、また、タンク容量も大きいため、給油は不要であった。但し、街乗り燃費はハイブリッド車にかなわず、長距離移動しないとメリットを感じにくいのも事実。
今後、広まる電動車両は、どのような立ち位置に来るのであろう。是非、試してみたい。[ Yo.I ]
投稿日:2021年08月17日