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大雨
この記事を書いている2026年10月26日には、台風30号から変わった温帯低気圧が九州に近づいており、このあと四国の南へと進む見込みです。この温帯低気圧は本州南岸から九州へと通り東シナ海に延びる前線上にあり、暖かく湿った空気が前線に流れ込むことで、大雨が予想されています。ここ名古屋では、先月、記録的な大雨を経験したばかりであり、免疫ができているとはいえ、やはり不安がよぎります。線状降水帯が発生しないことを祈っています。
2026年9月8日。台風24号から変わった温帯低気圧が四国沖を北上し、停滞していた秋雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだことで、東海地方に線状降水帯が発生しました。15時頃、ふと窓の外をみると、激しい雨のカーテンで一面が真っ白になっていました。こんなに激しい雨は記憶が無いなぁと思っていました。その後、16時過ぎだったと思います。Iさんが「あれ水没しているんじゃない?」と声を掛けてくれたので、振り返って窓の外を見ると、事務所が入っているビルの前の国道が川のようになっていました。そして、事務所のビルから200mほど南にいったところでは、乗用車が2台ほど立ち往生しており、窓ガラス付近まで水に浸かっていました。その後、事務所内では、皆のスマホから一斉にアラートが鳴り始め、騒然となりました。アラートは頻繁に鳴り、「●●川氾濫」「レベル5大雨特別警報発表」などの情報が次から次へと届きます。地下鉄は早々に全線ストップ。JR線、名鉄線など、所員が通勤に使っている鉄道やバスは軒並み運転見合わせとなりました。
事務所では、18時の段階で、徒歩で帰宅できる方を除いて皆が事務所に残っていました。19時、20時と時間が経過しても、交通機関の運転再開の知らせはありません。名古屋駅や栄で帰宅困難者が避難施設に身を寄せているといったニュースが流れていました。21時頃になると、家族が迎えに来てくれる目処が付いた方や、2時間くらいの徒歩を覚悟して帰宅する方などが出てきました。
結局、私は帰宅方向が同じ方と一緒に歩いて帰ることとし、大曽根まで来たところで家人の車に拾われて帰宅することになりました。結局1時間半ほど歩きましたが、車道が大変混していたため、そこから自宅まで更に1時間半ほどかかりました。途中、水没して動かなくなった車が道路の真ん中で止まっているのを何台も目撃しました。夜の早い名古屋で、23時近くでも多くの人が歩道を歩いているのは、何とも不思議な感じでした。
8月には、千葉県を中心とした水害(令和8年8月千葉豪雨)が発生しており、その模様をテレビ等の報道で目にしていました。まさかその1ヶ月後に、自分が働く街と自分が住む町で同じような状況になるとは。まったく思いもよらないことでした。2000年の東海豪雨のときは、私は関東にいたため体験しておらず、このような豪雨を体験するのは本当に初めてでした。
前回8月4日には、「地震」というタイトルで本トピックス欄に記事を投稿しましたが、今度は「大雨」というタイトルです。自然が豊かで、四季の移ろいが美しい日本は、一方では、気象の変化が激しい国でもあります。テレビ報道やネットニュース等で目にする自然災害について、「私や家族、そして事務所にも当然起こり得ること」という意識を持って受け取るべきだと、改めて感じました。[S.K]