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２０１６年アメリカ出張
今年も例年通りアメリカを訪れました。昨年は、中国の連休と重なっていることを知らず１０月頭に訪問した結果、通常は５分程度で完了する入国審査に１時間以上要したため、今年は９月末に訪れることにしました。なお、直前に起きたＮＹでの爆破事件により空港のセキュリティレベルが上がり、混雑するかと心配していましたが、杞憂に終わり、アメリカ国内の移動もスムーズに進みました。
例年と異なるのは、海外へ出かけるのが初めてのパートナ１人と共に２人での出張であること、シカゴ、デトロイトといった中西部を訪れることです。１人での出張は気楽で良い反面、夕食が楽しくなかったり、空き時間を持て余すこともあり、特に、初めて訪れる場所がある場合には２人の方が色々と融通が利きます。
最初に訪れたシカゴは観光客も多く、都会であることもあり、移動は公共交通機関で十分に事足りました。シカゴ以外では飲むことができないクラフトビール、ゾンビダスト（Zombie Dust）も飲むことができ、食事の場所に困ることもありませんでした。
デトロイトは、余り良い話しを聞かないので、シカゴから日帰りで訪れることにしました。目的地である、トロイは空港からタクシーで１時間ほどの場所にあり、ほとんどフリーウェイを走ることになるため、ダウンタウンの様子はうかがい知れませんでした。ただ、自動車産業の中心であるトロイは普通のアメリカの風景で、特に、荒廃した感じはありませんでした。話しに聞いたところでは、ダウンタウンにスタジアムを新設するプロジェクトが進行中で、その結果、周辺の地代が上昇傾向にあるとのことでした。ダウンタウンの活性化が進みそうでした。トロイから空港への交通手段は初Ｕｂｅｒでした。話し好きな運転手でしたが、話すのが好きでない人にとってはちょっと心理的負担があるかもと感じました。
シカゴからはワシントンＤＣへ向かい、ワシントンＤＣからシリコンバレーに向かいました。今年は名古屋でも、何時までも暑い日が続きましたが、シリコンバレーも同様らしく、前日まではかなり暑かったと聞きました。
シリコンバレーは、昨年に増して活況な様子を呈しており、朝の１０時を過ぎてもフリーウェイは渋滞が続いており、少しうんざりしました。現地の知人の話によれば、消えていく企業もあるが、新しく生まれてくる企業もあり、中々、景気が落ち込むことはないとのことでした。以前は、感じの良いレストランはパロアルト周辺に集中していましたが、ここ数年、マウンテンビューのダウンタウンにも感じの良いレストランが増えており、少しずつ、中心が移り、範囲が広がっている印象を受けました。
マウンテンビューでは、昨年はグーグル自転車を見かけ喜んでいましたが、今年は数多くのグーグルの自動運転車両を見かけました。その可愛らしい外観が余計に、初心者感を醸し出していました。また、テスラのモデルＳに加え多数のモデルＸを見かけ、他のどの地域とも異なる自動車の勢力分布を見ることができました。[ Ｙｏ．Ｉ ]
投稿日:2016年12月06日
