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先週後半、風邪を引きました。くしゃみを連発し、さらさらの鼻水がつーっと出て、頭がぼーっとして、身体はだるくなり、夜中や明け方に寝汗をかいて寝間着も下着も全部、替えました。寝汗をかいたということは、回復に向かっているのであろう、と判断し、なんとか気合いで押さえ込んでいました。
それとは別に、そろそろ２月も半ばになったので、アレルギーの薬をもらいに耳鼻科に行かねばなるまい、というので、先週土曜の朝に、今シーズン初めて近所の耳鼻科医院に行きました（ネットで、予約開始時刻から２秒くらいで予約完了したのに、受付番号は１１番目でした）。
診療後、この耳鼻科に来るときにはいつも読んでいる（普段は自分で買っては読まない）待合室に常備されている「GENROQ（ゲンロク）」の最新刊を読みながら、「センセイは、このあたりの価格帯（だいたいポルシェ911から上）のおクルマに、ご興味がおありなのね」、「こういうクルマ（フェラーリ、ベントレーなど）を買う人たちは、こういう雑誌を毎号買って読んだりするものだろうか」などと毎度のように思い、診療後の会計をすませて、耳鼻科から帰るときに、ようやく思い出しました。「そうだ。毎年、２月のはじめに風邪の症状が出て、寝汗をかいて、それが花粉症の始まりなのだった」と。帰宅後、薬を飲むと、その日以降、くしゃみと鼻水、身体のだるさは、かなりおさまりました。
私は、複数のアレルゲンを持っているので、（春は特にひどいのですが）年中、くしゃみをしています。数年前に、その耳鼻科の先生に、「年々ひどくなってきて、なんだか一年中、くしゃみをしているように思うのですが、一度調べてもらえませんか。」と頼んで、血液検査をしてもらいました。結果、確かにいろいろなもの（スギ、カモガヤなど）に反応がありましたが、「１年中ということはない。真夏は大丈夫だよ。」ということでした。しかし、真夏であろうと、エアコンのフィルタやらルーバーには年間を通じたいろいろなほこりがついているようで、電車などでエアコンの吹き出す風が当たる席に座ると、年間を通して、くしゃみを連発し、マスクが必須になります。真夏などは、電車に乗った直後はエアコンの真下で風に当たりたいのですが、くしゃみが出るので、エアコンに背中を向けるように気をつけています。
昨年６月に生まれた下の娘は、私に似て肌が弱いようなので、花粉症体質も受け継いでいなければよいがなあ、と思って見ています。今のところは、まだ小さいので大丈夫なようです。「牧場のうちの子は、家畜の糞の粉にさらされているので、花粉症にならない」とか、「あまりに清潔な環境で育てると花粉症になる」などといいますから、いちいちアルコールを含んだウェットティッシュで子供の手やそこらを拭いているつれあいを見ていると、ちょっと心配になります。もっとも、アルコールのウェットティッシュで、手や、手に触れるいろんな物を拭くのは、つれあいのお父さんも同じで、そういう人に育てられたのに、まったく花粉症にならないつれあいは、いったいどういう神経（？）をしているのか、と不思議に思ったりもします。「牧場のうちの子は花粉症にならない」以外にも、「○○は花粉症にならない」という私の知らない法則があるのかもしれません。今はやりのビッグデータで、そこの相関が見つけられないものか、と思います。もっとも、「牧場のうちの子は花粉症にならない」という法則（？）が否定されるだけかもしれませんが。[ Ｋ．Ｈ ]
投稿日:2019年02月19日
