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腰痛い（要注意）
タイトルは、「こし、いたい」ではなく「ようつうい」と読んでください。「要注意」に掛けている訳です。分かりましたか？解説が必要なおやじギャグほど、寒いものはありませんよね。残暑の中、少しでも涼しさを届けられたら幸いです。
おかげさまで現在腰痛はありません。しかし、この仕事を始めた当時、しばらくなかった「ぎっくり腰」になりました。
遡れば、中学生の頃、運動系の部活動を引退してまもなく体重が増加し、おそらくそのせいで、腰に違和感を覚えるようになりました。その後、高校生になって運動系の部活動を再開して腰の心配がなくなりましたが、大学生になってあまり運動もしなくなったある日、実験中に座った状態から突然立ち上がれなくなりました。そう、ぎっくり腰です。友人におぶってもらって１階までくだり、その友人の車で整形外科に連れて行ってもらい、痛み止め・湿布をもらって、コルセットを作って様子見でした。
その後、就職をして、普段運動をしていなかったのですが、たまたま運動系のサークル（バスケットボール）に入って、ハードな練習の後、ファミレスでお茶をしていたところ、急激に腰が痛くなり、やはり席から立てなくなりました。その時は、妻に迎えに来てもらい、しばらく安静にしてやり過ごしました。
それから７年後にうちの事務所に入って、半年位経ったころでしょうか。自宅で掃除しているときにエプソン製の比較的軽いプリンターを少しだけ移動させようと持ち上げた瞬間に、「奴」はやってきました。ドイツ語では「Hexenschuss（魔女の一撃）」と呼ぶらしいので、「彼女」というべきでしょうか。
事務所に入るまでも基本的にデスクワークでしたが、ここまで座りっぱなしの職場は初めてで、同じ体勢を取り続けているのが災いしたのかも知れません。また、それまでの継続的な運動不足（筋肉不足）が原因だったのかもしれません。今回は安静にしていてもなかなか治りません。ボキボキ系のハードな整体や、正しい姿勢を保ったままヒーリング系音楽の流れる中ただ横になっている癒し系整体などを巡りつつ、ちょっと成長した腹回りにあわせたコルセットを整形外科で作ったり、色々を試してみました。
結局、当時の上司の勧めで仕事用の椅子をクッション性の低いフラットな椅子にグレードダウンしてみたのと、日常に体幹トレーニングを取り入れて正しい姿勢を維持するように努めたのが効を奏したように思います。その後、１５年以上「彼女」はやってきていません。なお、フラットな椅子は１０年ほど使ってお尻がいたくなってきたので厚めのクッションの椅子にグレードアップしましたが今のところ問題なさそうです。
この業界の仕事は基本デスクワークです。業界に入って間もない方。どうか腰に気をつけてください。また、「彼女」は突然やってきますので、ベテランの方も、要注意ですよ。[ Ｓ．Ｋ ]
投稿日:2019年08月27日
