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米国出張で感じたこと
10/7-10/14に米国（シリコンバレー）にＹｏ．Ｉさんに同行出張し、クライアントおよび仕事上付き合いのある現地法律事務所を訪問しました。
季節的には乾季の終わり雨季の始まりでしたが、滞在中雨は降ることはありませんでした。ただ、着いてまもなく、１００ｋｍほど離れたナパ、ソノマ周辺で大規模な山火事があり、風向きが北向きになった日（10/11）には、焦げたにおいを感じるほどでした。連日ニュースではこの山火事を取り上げており、歩道で横になって仮眠をとっている消防士の映像が印象的でした。
米国に降り立って最初に見た車、それは、空港のターミナルビルを出てバス停に行くまでの横断歩道で止まってくれたテスラモデルＸでした。このことが象徴しているかのごとく、マウンテンビュー、パロ・アルトの周辺の路上や駐車場では、それはもう国内でプリウスを見る位の頻度でテスラ社の車（モデルＳ、モデルＸ）をとても良く見掛けました。最初は興奮しましたが、次第に当たり前のように思えてくるのは不思議です。しかし、現地法律事務所の方に話を伺うと、「このような場所（テスラ率が高い場所）は、たぶん世界でもここだけ」とのことでした。
高価なテスラ車を多く見掛けることだけではなく、あちこちで新たな建物（アップル社の新社屋など）が建築中であること、また、泊まっているホテルの駐車場にはウィークディの夜にたくさんの車が止まっていて宿泊客が多い事（たぶん、観光ではなくビジネスで訪れている人が多いのでしょう）、クライアントから伺う景気のよい話などを総合して、「シリコンバレーは景気が良さそう」という印象を持ちました。ただ、半導体業界は浮き沈みが激しいらしくこの先は分からないと話される代理人の方もいらっしゃいました。
さて、或る現地法律事務所で対応して頂いた方と我々とで軽く夕食を取ってから事務所に戻って、夕食には同行されなかったＡ氏に挨拶だけ伺うと、Ａ氏は仕事をされていました。Ａ氏は、Ｙｏ．Ｉさんの元同僚であり、せっかくだから少し話そうということで、会議室に場所を移して雑談をしました。このＡ氏は、非常に仕事熱心な方というかハードワーカーだそうで（Ｙｏ．Ｉ氏談）、その日も夜の７時半を回っていましたが、事務所で一人パソコンに向かって仕事をされていました。その方はハードワーカーということもあり、以前は仕事上の多くのストレスを抱えていて体重が今よりも多かったようです。しかし、一念発起して、朝ランニングをしてから仕事に向かうようになってストレスと体重と減ったということを話されました。そして、ストレスをリリースする何かを見つけることが大事だよ、と話してくれました。
「そうそう、そうですよね。分かります」という共感する気持ちというよりも、仕事量が全く違うのでしょうが仕事内容はたぶんそんなには変わらない海の向こうの同業の方が、やっぱり仕事上のストレスを抱えてつつも前向きにがんばっている様子に触れられて、不思議とホッとした気持ちになりました。
さて、今日も日本で仕事、がんばりましょう。[ Ｓ．Ｋ ]
投稿日:2017年10月31日
