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米国中西部？
今、井上雄介と米国出張中です。今回は、シカゴ、デトロイト、ＤＣおよびシリコンバレーを９日間で訪れる旅程となっています。
シカゴ、デトロイトは、米国において、中西部とされています。おそらく、日本人的には何故中西部？と疑問が沸くと思います。実際、地図的に見た場合、かなり東寄りであり、ＤＣへのフライト時間が１時間半ほどであるのに対して、サンフランシスコへのフライト時間が３時間ほどであることを考えれば、中東部とした方が感覚的に適切だと思います。しかし、東部から発展を遂げた米国の歴史に鑑みれば、サンフランシスコ等の西部に対して、中西部という認識は適当なのかもしれません。
シカゴの街は、観光客も多く華やかな印象です。街の夜景も幻想的でとても美しい街だという印象を持ちました。米国においては珍しく鉄道網が機能しており、オヘア、ミッドウェイといった主要な空港へも簡単にアクセスすることができました。昼の１時を過ぎても都会のオアシスたる緑豊かな広場にて、昼寝をしたり、本を読んだりしてのんびり過ごしている様子は印象的でもあり、やはり時間の流れが根本的に違うと再認させられました。
翻ってデトロイト。財政破綻により、警察等の公共サービスが十分に機能しなくなったことはマスコミにて報道されている通りです。地元の人の話を聞いても、残念だ、という声が多かったと記憶しています。フリーウェイの分離帯にソファーが落ちていたり、フリーウェイの道路に落下物が散乱していても回収されないことは珍しくないらしく、十分に公共サービスが機能していないことが伺いしれました。それでも、近郊のトロイ等の街は、とてもリラックスした空気が流れ、噂に聞くデトロイトのイメージを持つことはかなり難しい状況です。訪れる前は、疑心暗鬼でしたが、全ての地域において雰囲気が良くないわけではなく、一部の地域において雰囲気の悪化が見られる、というのが現状のようです。やはり、百聞は一見にしかずです。
なお、帰りは、トロイからuberにて空港（メトロ）に向かいました。人口が密集していない地域においては、有力な代替交通機関として機能する可能性に満ちているとつくづく感じました。
明日はシリコンバレーに向かいます。一年を経てどのように変化しているか楽しみです。[ Ｙｏ．Ｉ ]
投稿日:2016年09月27日
