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私のおすすめ:フリクションボール4ウッドほか

よい道具は金で買える実力、と言います。
私が最近使っている道具の中で、これはよかったなあ、と思ったものに、パイロットのフリクションボール4ウッドがあります。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball4_wood/

フリクションボール4は、消せるボールペンの4色ペン版で、グリップが木でできているものです。

 

私は、これに、
0.38mmの赤と青の替え芯(LFBTRF30UF-3(R,L))、
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/spare/gel_ink/refill_frixionball_slim/

0.5mmの緑の替え芯(LFBTRF12EFG)、
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/spare/gel_ink/refill_frixion_mc/

そして、
三菱ジェットストリームの0.7mmの青または黒の替え芯(SXR-200-07黒、青)
http://www.mpuni.co.jp/product/ballpoint_pens/refill_oil_based.html

をつけて使っています。

 

フリクションボールをお使いの方はよくご存じだと思いますが、フリクションボールは、消せるボールペンとして大変重宝する反面、インクの減りが早く、替え芯(リフィル)の交換頻度が高い、という欠点を持っています。

 

単色のペンでさえそうなのですから、インクを収容するチューブが細い多色ペン用の替え芯では、なおさらです。しかたがないので、私はこれまで、フリクションボール4の4本の芯のうち、最も使わない黒をはずし、最もよく使う赤を2本差しにしていました。赤のインクが切れたら、そのまま黒の場所に挿してあるもう一つの赤芯を使用して、作業を続けるのです。

 

しかし、最近、フリクションボール3(芯が3色/3本のもの)に、0.38mmの芯のバージョンがでました。それに伴い、替え芯も0.38mmのものが発売されました。この0.38mmの替え芯は(従来からある0.5mmの替え芯も)、フリクションボール3にもフリクションボール4にも挿すことができます。それらの替え芯のインクを収容しているチューブのサイズは同じです。このため、それぞれの替え芯内のインクで同じ面積を塗りつぶすことができると考えてよいでしょう。大まかに計算すれば、一本の替え芯で塗りつぶす面積は、[線幅]×[替え芯を使い切るまでに書ける線の長さ]ですから、0.38mmの替え芯は、0.5mmの替え芯に比べて、0.5/0.38=1.3倍は、長く使えるはずです。よって、替え芯の交換間隔を伸ばすため、赤と青については、0.38mmの替え芯を使用しています。

 

一方、フリクションボールのもう一つの欠点として、発色が薄い、という点があります。これは、上記の「インクの減りが早い」ということと一体の欠点かもしれません。すなわち、インクの色濃度が薄いため、インクの減りが早いことは承知で、インクをペン先にたくさん供給しなければならないのかもしれません。緑のインクについては、0.5mmでもかなり色が薄い印象を受けます。また、私の使い方では、緑のインクの使用頻度は高くありません。このため、緑のインクの替え芯については、0.5mmのままとしています。

 

また、フリクションボール4の欠点として、「(4本も芯を挿しているのに)それ1本では、消せるインクが使用できない書類に書き込む用事が済ませられない」という点があります。これについては、各社の油性ボールペンの替え芯を取りつけるためのアダプタが、サードパーティから発売されています。「フリクションボール4」、「リフィル」、「アダプタ」などで検索してみるとでてくると思います。私は、名前を書くために油性ボールペンが必要になることが多いため、書き味がよいと評判の三菱ジェットストリームの替え芯の0.7mmを取りつけています。

 

最後に、普通のフリクションボール4ではなく、フリクションボール4ウッドをお勧めしているのはなぜかというと、フリクションボール4に限らず、樹脂(シリコーンゴム?)製のグリップを備えているペンは、私の使用環境では、使っているうちにそのグリップがべたべたしてくるためです。木製のグリップを採用しているフリクションボール4ウッドであれば、そのようなことはありません。また、通常のフリクションボール4にくらべて少しペンが重くなるため、かえって書きやすいようです。

 

以上のような理由から、私は、上記の構成でフリクションボール4ウッドを愛用しています。

 

ところで、タブレットをよく使用される方は、フリクションボール4のグリップから先の部分と交換するアタッチメントで、ボールペンのペン先を収納している状態でフリクションボール4をタッチペンとして使用できるものも、サードパーティから売られています。「タッチペン」、「フリクションボール4」で検索すると、出てくると思います。これを使うのであれば、フリクションボール4の前半部分がグリップごと交換されて、グリップ部分がアルミ製になりますので、通常のフリクションボール4でも、上記のべたつきの問題は解消されます。ただし、これは、先の「アダプタ」+「三菱ジェットストリームの替え芯」の使い方とは、相性が悪いようです。ペン先を押し出す際にひっかかったり、ペン先が他のペン先よりずいぶん多く飛び出すようです。このため、タッチペンを使用する頻度が低い私は、現時点ではこれは取り外しています。

 

以上、最近の私のおすすめでした。[ K.H ]

 

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投稿日:2016年01月12日