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私のおすすめ:ノック式ペン
前回に引き続き、私のおすすめです。
前回の「フリクションボール4ウッド」も
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball4_wood/
これの一族と言えるのですが、
ノック式ペンのおすすめです。
私は(ふだんは分厚い理性でカバーしているつもりですが)
本来、気が短い方です。
部下が何か報告や相談をしに私の席に来たときなど、
何の話か分からない話を20秒もされると、
「結論を先に言え。その後に理由や背景を重要なものから言え。」
と言いたくなります。
そんな私ですから、ペンも、
使う前に両手を使ってキャップを外して、
使い終わったらまた両手を使ってキャップをする、
などという面倒なことを、頻繁にしたくはありません。
キャップが転がって机から落ちて、それを拾わねばならないなど、
もってのほかです。
そんな私には、ノック式のペンがぴったりです。
「ノック式のペンくらい使っているよ」という人も多いでしょうが、
私の場合は、万年筆も、蛍光ペンもノック式です
(もちろん、消せるペン「フリクションボール」も)。
なんでわざわざ万年筆など使うのか、というと、
それは、
弁理士受験生時代に数年間、
延々と(1科目2時間)論文試験の答案練習を万年筆でした結果、
万年筆の書き味に慣れ、
また、万年筆で書かれた文字が好きになったからです。
万年筆は、パイロットのキャップレスを愛用してます。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/capless/
ペン先の種類としては、
F(細字)、M(中字)、B(太字)を持っています。
ペン軸は、
絣(かすり)の青(F)、<今はないようですが、ときどき再販します。
絣(かすり)の黒(B)、<同上。
http://bundoki.com/?pid=17291999
そして、
螺鈿水面(M)です。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/capless_raden/
http://www.pen-house.net/detail/detail24313_001.html
これらは、通常版よりも少しペン軸が重く、
私には使いやすいようです。
一方、蛍光ペンは、
ぺんてるのハンディラインSです。
http://www.pentel.co.jp/products/waterbasedmarkes/markers/handylines/
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20091202/1030443/?rt=nocnt
ハンディラインSは、
インクを使い終わったら、インクカートリッジを交換することで、
また、使えます。
省資源という点でもなかなか優れものです。
ただし、ハンディラインSの欠点は、
値段が安いからしょうがないのでしょうけれど、
ノック機構がすぐ壊れることです。
先端部分にはバネなどに金属も使用されているようですが、
ペンの後端側で、ペン先の進出位置、後退位置を決めている機構
(そして、クリップによる自動収納を可能にしている機構)は、
すべて樹脂でできているようです。
しばらく使っていると、
ペンのクリップの下の細長い開口部から、
小さなパーツが飛び出して、
ペン先を進出位置に保持できなくなります。
ハンディラインSをはじめ、蛍光ペンには、
・印刷された文字に上からかぶせて塗って文字を強調できる。
・蛍光イエローであれば、コピーに写らない。
・太線(文字かぶせ塗り用)と細線(アンダーライン用)が書き分けられる。
というメリットがあるのですが、
ノック機構があまりにも壊れるので、
最近は、ハンディラインSは(そして、蛍光ペンそのものを)
あまり使っていません。
カートリッジは共有できるようにして、
ペン軸だけ、もう少し丈夫なものを作ってくれないかなあ、
と思っています。
もっといえば、
消せる蛍光ペンで、
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/keikou_pen/frixionlight/
ノック式のモノが出ないかなあ、
と思っているのです。[ K.H ]
投稿日:2016年02月16日