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素数の音楽
最近になって、やっと「素数の音楽」(マーカス・デュ・ソートイ、新潮社、2005年)という本を読み終えた。買ったのはもう15年も前。しばらくほっておいて、一年ほど前からぼつぼつと読んで来た。これは素数を巡る物語だ。素数に関してリーマン(1826-1866)が立てた予想、リーマン予想は100年を超えて未だ証明されていないのだから、リーマン予想を巡る本を読むのに15年かかっても問題はなかった。リーマン予想の正しかったことが証明されれば、数学の世界に素数が奏でる音楽は、より美しいものになる、今は、まだそ...投稿日:2020年09月29日